三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2025.03.25

更なる夢の実現へ

ColorSing株式会社
代表取締役社長
今井 拓自さん
歌に特化したライブ配信プラットフォーム「ColorSing」を運営



ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストは先週に引き続き、ColorSing株式会社 代表取締役社長の今井 拓自さんです。
今井拓自さんは大阪出身、現在38歳。大学院を出てからディー・エヌ・エーに入社し、10年勤務して退社、2022年にColorSing(カラーシング)を設立されています。

今週は創業されるまでを伺っていきたいと思います。大学院は京都大学大学院ということで、何を研究されてたんでしょうか?

『そうですね。大学時代はまず広く農業経営を学んでいて、大学院はマーケティングリサーチというものを専攻していました。』

マーケティングリサーチで大学院まで進んだというのはまた何か理由があったんですか?

「そうですね、農学部時代にやっぱり農業経営というある種業界特化のことを見ていたときに、ここで解決できる課題と結構難しいなというこの人口動態的に課題があったんですね。だからもう少し広くビジネスの世界を見てみたいなと思ったのが理由ですね。」

就職活動は、例えばどういう業界に興味を持ったみたいなのはあったんですか?

「私はIT業界と金融業界を見てました。」

実際にねディー・エヌ・エーにも大学院を出てから入社されてるということでまさにITの会社になりますよね。いつか起業しようという思いはずっと抱いてたんですか?

「漠然とはありましたね。祖父が繊維業で、タオルとかマットとか作る会社を立ち上げて、父親がそれを継いで、さらに発展してさせるみたいなところを見ていたので、多分その影響はあったんじゃないのかなと思いますね。」

ディー・エヌ・エーには10年ぐらいいらっしゃったとのことですが、お仕事としてはどういったことをされてたんですか?

「結構幅広くしていまして、まずマーケティング部門というリサーチして、CMを作ったりするような部署ですね。その後、経営企画とか戦略投資部に所属して、最後はスタートアップの投資を担うオープンイノベーション推進室室長というところを担当していました。」

スタートアップをいろいろ見てきたご経験から、今こういうビジネスが新しいんだとか、何かその辺の知見はたまりそうですが、そんな中ご自身でいざ起業するぞってなったときにライブ配信に注目したのはなぜですか?

「これはもう前職ディー・エヌ・エーがこのライブ配信事業を本当に近くでやっていて、そのライブ配信が持つマネタイズ力であったりとか、パフォーマンスが正当に評価される仕組みというのを目の当たりにして、ここだというふうに思ったというところです。」

注目したときはまだ日本では全然広まってないぐらいのときだったんですか?

「例えばポコチャさんとか、17ライブさんみたいな、多分皆さん少し聞いたことがあるかなというようなサービスは結構広がっていて、とはいえこの特化型のサービスってのはまだあまり出ていないというふうに思います。」

歌に特化したColorSingを作る上で何か工夫したことなどはありますか?

そうですね、私1人で工夫したわけじゃないんですけど、例えば何か一つ工夫した大きな要素としては、このLシンガーさんが他のライブ配信比較で、高水準の報酬を獲れるというところと、あとはそれを事業としてサステナブルなモデルっていうところを構築する、ここを工夫しましたね。」

今何人ぐらいのライバーさんいらっしゃるんですか。

「今は大体1ヶ月あたり3000人ぐらいのるシンガーの方が配信されています。視聴者の方は1ヶ月でもうそろそろ5万人行くかなと思います。」

もうこれだけで生計を立てられる人もいるんですか?

「いらっしゃると思いますね。」

実際にプロの世界に行った人とかもいるんですか?

「去年、それこそColorSingから初のメジャーデビューされた方が2名誕生しています。」

ライブ配信で事件も起きてしまうこともあるということで、安全策など業界でもね、話し合う機会があるといいのかなとも思うんですけれどもこの辺りはいかがでしょうか?

「本当におっしゃる通りかなというふうに思っています。より一層この強固なこのリスナー保護であったり、ライバー法のルール、仕組みとか、あとはこういうことをやっちゃ駄目とかそういう文化作りまで、各社プラットフォーム連携しながら、事務所さんなどのステークホルダーさんも巻き込みながらやっていく必要があるかなと思っております。」

実際にプロとしてデビューされた方もいるとのことでしたけど、これからもう本当の意味での音楽業界のスターみたいな人も出てくる可能性ありますよね。

「出てくると信じてます。」

最後に、これからの夢なんでしょうか?

「歌の力を最大化し、人生に彩りを」というミッションの実現こそが我々の夢です。これまでの多くの方々のサポートを得ながら事業運営を行ってきましたし、今後もぜひお力を貸していただきたいなというふうに思っております。なのでもし少しでもミッションに共感いただいたり、興味を持っていただければ、私のSNSか会社宛にご連絡いただけるとありがたいです。」

ColorSing株式会社の今井 拓自さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

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